ドクターズインタビュー
院長インタビュー
「保険の入れ歯では限界がある」と思い
本格的に入れ歯治療を勉強するようになりました
入れ歯治療に力を入れるようになったきっかけは?
以前はそこまで入れ歯治療に力を入れておらず、保険の入れ歯を中心としていたのですが、歯茎がしっかりしていて顎の骨にも問題がなく、入れ歯が安定しやすい方はそれで良かったのですが、特にご高齢の方となると骨を作ったりするなど、入れ歯を使ってしっかり噛めるようになるためには様々な治療が必要になります。
そうなると「保険の入れ歯では限界がある」と思うようになり、本格的に入れ歯治療を勉強するようになりました。
高齢化社会の今、入れ歯治療の重要性についてどうお感じですか?
現在60~70歳くらいで元気な方も、20年たつと寝たきりや要介護状態となり、ご自身で歯が磨けなくなる場合があります。
その場合、天然歯であれば歯根膜などがあるので感染予防しやすのですが、人工物が入ると天然歯よりも悪くなりやすいと言えます。
なので、インプラント治療などを行うと、その時は良くても後々問題となる恐れがあります。
であれば、後の清掃性のことを考えて入れ歯をご提案したり、どうしても入れ歯が安定しないのであればインプラントを2本くらいアンカーに使用するなど(※インプラントオーバーデンチャー)、できるだけ簡単な構造で治療することが重要だと考えています。
そう考えると、高齢化社会が進行する今、入れ歯治療が担う役割はとても大きいと感じています。
通常の入れ歯と違って
健康義歯では完成までに“治療用義歯”を複数お作りして
最適な入れ歯を作り上げていきます
“健康義歯”というネーミングにはどんな思いが込められていますか?
ものが噛めず、しっかり食事ができなくなると、十分な栄養が摂れなくなり健康を維持することが難しくなります。
実際、噛めない・外れる・痛みなどの入れ歯のストレスにより、食事が苦痛になりしっかり食べられなくなるほか、ものが噛めないために脳機能や運動機能の低下を招く恐れがあります。
そうしたことを防ぐために、「しっかり食べて、健康でいられる入れ歯」という思いを込めて、“健康義歯”と名づけました。
健康義歯と他の入れ歯との違いは?
大きな違いとして、作製の工程が多いということが挙げられます。
通常の入れ歯は歯型取り→噛み合わせの調整→試適→完成という工程となりますが、1回の歯型取りではその方の口腔内の機能や歯茎の状態を再現することは難しく、また最適な噛み合わせを確認するのも難しいと言えます。
健康義歯の場合、入れ歯完成までに“治療用義歯”と呼ばれるものをお作りして、これを使って実際にものを噛んだり、食事をしたり、お喋りしていただき、その動きを治療用義歯に記録させて最適な入れ歯を作り上げていきます。
最終的な入れ歯を作るまでに、治療用義歯を複数お作りして調整していく、その点が健康義歯と他の入れ歯の大きな違いです。
健康義歯の相談は無料
相談時から歯科技工士が立ち会って入れ歯のお悩みをお聞きします
サイトをご覧の方へお伝えしたいことは?
健康義歯は“ものを噛む”“食事をする”“お喋りをする”“笑う”といったお口の様々な機能を、治療用義歯を使って改善(リハビリ)していくというものなのですが、クラスプ(金属のバネ)を使用しないことで見た目の良いものをお作りすることもできるので、「目立たない入れ歯が欲しい」という審美性から興味を持っていただくのも良いと思います。
ただ、やっぱり皆様、食事の時に入れ歯のことでお困りで、しっかり噛めないため「鶏肉を噛んで少し味わったら、口から出す」という方もおられるくらいです。
そうしたことがないように、しっかり食事が楽しめる入れ歯をお作りしますので、入れ歯のことで何かお困りでしたらお気軽にご相談ください。
健康義歯の相談は無料で、初回から歯科技工士の立ち合いのもと、詳しくお話をお聞きいたします。
無料相談で詳しい話を聞いて、それから健康義歯を作るかどうか考えるというのでも構いませんので、まずは無料相談へお越しください。
無料相談は完全予約制となっていますので、事前にご連絡ください。